悪魔なキミと愛契約
勉強って。
こんな意味のわからないマンガで勉強ができるわけないでしょ。
っていうか、恋愛とか興味ないし。
「サラはもったいないよ」
「なにが?」
「だって、サラは普通に可愛いのに男子に対してすごく素っ気ないじゃん。
一体何人の男子がサラの態度に泣いてると思ってるの?」
いや、知らないし。
ってか、そんな男子いないっしょ。
思わずそう口にしそうになったけど、ゴクリと飲み込み
とりあえず紙袋を抱え席を立った。
「んじゃ、これ持って帰るから。
明日返すね」