⌘ヴァンパイア学園⌘


それから5分位して出てきたかと思うと、帰るぞと言われ、家へ帰ってきた。


「今日は誕生日会よぉ」


家につくと、隼人のお母さんにそう告げられた。


知らないうちに、こんな計画が立てられていたなんて…というか、これで私が帰ってきてなかったら、どうしてたんだろう…?
って、これも計画のうちだったのかなぁ…
誕生日前日に家へ連れ帰るっていう。


まぁ、なんでもいっか…
誕生日会なんて、うれしいし!


「さぁさぁ、舞華ちゃんも華雷くんも座って座って」


そう言って、席につくと豪華なご飯にケーキが運ばれてきた。


「ケーキの飾りは圭太くんが作ってくれたの」


相変わらず、すごいものだ。


そして、盛大に誕生日会は行われ、夜遅くまで続いた。

< 53 / 58 >

この作品をシェア

pagetop