⌘ヴァンパイア学園⌘
私はそっと、顔を上げる。
そして、目があった…………
恥ずかしい///
けど、目が離せない…………
隼人、こんなにかっこよかったけ?
「俺の事、嫌い?」
隼人からの直球な質問。
「嫌い、じゃないよ?」
私はそっと小さな声で言う。
「じゃあ、俺の前で笑っててくんない?」
「えっ?」
「最近、俺の事見て……悲しそうな顔してる」
そうなの?
私、そんなつもりじゃ無かったのに……
いつのまに?
「隼人の事、嫌いじゃないからね? 私は、今は…だけど……隼人のほうが、好き、だよ///」
顔、きっと真っ赤///
どうしよ?
隼人の顔は笑ってる。
嬉しそう?
「隼人?」
「嬉しい。今は、でも嬉しい」
隼人は二かッと笑った。
その笑顔で私の温度はドンドン上昇していく。
沸騰しちゃいそう!!
どうすればいいの?!
私は半分混乱状態におちいっていた。