猫ときどき君
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新学期の朝。



ドンガラガッシャーン。


上を見上げると、頭上からなにかが降ってきた。

よけようとしたがもぉおそい。


「…いたぁ。」

肩に振ってきたものが激突した。

振ってきたものはダンボール。

落ちた衝撃でものがいいっぱいちらばってる



「ちょっと夏輝なに散らかしてんのよ。」




「…お姉ちゃん。あんね違うよ制服とってたらね頭のうえから
ダンボールふってきた。」


「ばかじゃないの。
あんたただでさえチビなのにそんな高いもん
取れるとか思う?ほれ。制服」

そんなことしらないもん。
それになつそんなチビじゃないもん
前から三番目だし。


「もぉいらん。頭痛いから
今日やすむー。 おやすみ。」


私は布団にもぐった。


「はぁ。朝ご飯作ってあるから。早く布団からでる!」


布団をいきなりはがされた。


「…さむいー。すぐ行くから布団返してよぉ」


「はやくしろ!!」  


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