ねぇ…
「おはよ~!早く学校についちゃった☆」
私はそういったケド、仲いい子はまだきてなかった。
ウキウキして早くきちゃった♪

「おはよぅ!咲羅!」
そう言ってきたのは親友の愛。
愛は、とても大人っぽくて、髪の短い子。
秘密だけど、愛は輝希のことが好きだ。

その輝希はなんとなく聖に、似ている気がする。
髪は長めで、サッカーが好きで、なんとなくカワイイ。

でも正直言ったところ、なぜ愛が輝希のコトを好きかわからない。

「あ!愛~。ほら!輝希きた!」
「わわわわわぁ!こ声大きい!」

愛はなかなかアタックしない控えめな子なんだよね。

「ぉは。」
そう言いながら輝希は歩いていった。
てっきとうなあいさつ~。

聖は学校が違うから、1週間に一回しか逢えない。

「いいなぁ。愛は。毎日好きな人に会えるもんねぇ。」
「べ!別にさぁ~。咲羅は聖クンってのと超仲いいんでしょ~?」
「からかわないでよ!もう!」
「あ!ゴメン。」
「もぉ~。」

♪~♪~♪
今のタイミングでチャイムがなった。
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