最強姫 〔続〕

あたしがいる水龍とは戦いたくないって。


「そっちに勝率はない。紅龍と水龍が揃ってるんだからな」


「そーだな。でも俺らには切り札がある」


ニヤリと笑う滋は不気味だった。


嫌な予感。


「なぁ、氷月。お前、居場所をなくしたらここに来るか?」


・・・居場所。


「行かない。なくなるわけないじゃん」


< 408 / 490 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop