最強姫 〔続〕
大事な仲間
「あの時、あたしが油断しなければ・・・もっと強ければ・・・」
ぎゅっ。
隼人に抱きしめられてるあたし。
「は、隼人!?」
温かい・・・。
「お前のせいじゃない。両親は真夜を守ったんだ。真夜はその分、仲間を守ってきただろ」
「そっか・・・でも滋が言ったことはどう思う?あたしは無力」
「無力じゃねぇ。それは過去だ。忘れろとは言わねぇ、けど大事なのは今だ」