あめ。
結局は勇摩の笑顔負けてしまった。



今思うと少し後悔しているかもしれない。


家に行く途中、勇摩は何故かウキウキ気分で歩いている。私はただ着いていくことにした。



そして、家に着くと勇摩は自分の部屋に案内してくれた。



家には誰も居ないようだ。


勇「適当に座ってて!飲み物持ってくるから〜♪」


る「あっありがとう…」


る(男の子の部屋って散らかってるイメージがあったけど意外と綺麗なんだ…)


つい部屋を物色してしまった。男の子の部屋に入ったことがなかったので物珍しかったのだ。

勇「持ってきたよ〜♪」


相変わらずウキウキ気分の声で戻ってきたのでビックリした。


る「キャッ!あっ…ありがとう…」


私はまだ体が硬直した様な感じだった。それを察したのか最初に口を開いたのは勇摩の方だった。



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