あめ。
なんで急に顏が熱くなったか分からない。


私は何を思ったの？


もう私に関わらないでよ…


あんたに何かあったら、私はどーすることも出来ないんだから…



る「…私、今日学校行かない…」


勇「はぁ？お前本気なのか？折角俺が迎えに…」


飽きれ半分でるなを見てみると、るなは泣いていた。



勇「おっおい…なんで泣いてんだよ？」



俺はるなを前に焦っていた。


女の子を泣かせてしまった。


それが俺には一番みっともない姿だと感じた。




る「ごめんね…私もうどーしていいか分からないの…まだ２日くらいしか勇摩と会ってないけど、周りの視線が気になって怖いの…私と勇摩が仲良くしてるところを誰かに見られてたら勇摩まで何かされるんじゃないかって思ったの…」



勇「るな…」



俺は心の中で少しホッとした。




< 24 / 29 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop