あめ。
男「ん〜…」



その男は、何かにうなされているかのようだった。



る(ビックリした〜!どうしよう〜サボろうと思ったのに…てか、この人ウチの生徒?…にしては、ちょっとカッコイイ…)



そうこう頭で思っていると、男と目が合ってしまった。



る「わっ!!」



思わず声を出してしまった。



男「なんだよ〜。目が合っただけで声出して〜何にもしねぇよ。」



起き上がりながら言った。



る「だ、だ、だって、目が合ってビックリしたんだもん!」



男「あっそ〜まぁ立ってるのもなんだし、座ったら?」



る「あっ…うん。」



そして、横に座った。



男「で?なんで、ここにいるの?」



る「えっ…ちょっと授業サボろうと思って…」



いきなりの質問でビックリしたが、普通に答えた。



男「サボりか。まぁ俺もサボってたけどね。なんかあったの?」



その男は普通に問い掛けてくれた。


私は、その時この人になら話せるような気がした。



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