あめ。
男「タダでは教えないよ」



そう言うと、意地悪そうに笑っている



男「じゃぁキスさせろ」


る「なっ、何言ってんの!!そんなこと、させるわけないでしょ!!話して!!」



フッ
微かな笑い声が聞こえたのと同時に、男の顏が近付いてきた。



る(キャッ…)


咄嗟に顏を横に向け目を瞑った。


チュッ
すると男はほっぺたキスをした。


る「なっ…」
ポカーンと口を開けていると男は笑だした。



男「ハハハハ…何そのアホ面!!」


腹を抱えながら爆笑していた。


るなは急に恥ずかしくなり、顏が真っ赤になった。



る「ちょ、ちょっと退いてよ!!」

と、男を突き飛ばした。



男「あっわりぃー。あっ俺の名前は、扠神勇摩(サガミ ユマ)だ」



る「へっ…あっ…私は逢羅るな(アイラ ルナ)」


よろしく…
そうして、二人は握手をした。
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