桜~もう一度君と~
戦国時代へ〜弐〜
「ここが蓮さんの部屋よ!」
あの後、
愛姫に案内されて部屋に案内された。
案内された部屋は殺風景ではあるがどこか温かい感じがした。
「ありがとうございます……愛姫様……」
一応お礼は言う。
でも、愛姫『様』なんてこれっぽっちも思ってない。
「いえ! でわ、朝ごはんの支度が出来ましたら女中が呼びに来ますので!」
愛姫はそう言って去って行った。