学園恋愛

事実



やっと雪耶くんが泣き止んでくれて
部屋に戻ることができた



「杏奈、ずっと寝てるね~」


「龍人も寝たぞ」



ホントだ…


「慣れない環境だもんねぇ。
仕方ないよ。赤ちゃんは寝るのが
仕事みたいなもんだから。」



そういって杏奈と龍人を
ベビーベッドに寝かせる



「なんか…私も疲れちゃった…」



3人も世話をした疲労感からか
眠くなってきた


2人の寝顔につられたようだ



「寝てろよ。オレ、やることあるし
おきてるから」


「うん…ありがと…」



自分の部屋に行く気力もなく
ソファに寝転がった



すると、よほど疲れていたのか
すぐに眠りに落ちていった



「おやすみ・・・」

漣のこの言葉を聴かずに・・・・・



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