Love Hunter☆ラブ ハンター
『じゃあ、絶対忘れんじゃねぇぞ?』
「当たり前でしょ~?」
……。
バカだ。
バカだあたし。
「ももも、勿論覚えてましたとも、ほほ、ほら! ちゃんと準備も出来てますぅ…」
肩を振り回すあたし。
そんなあたしを横目で見、麗は大きな溜息を吐いた。
「じゃあ行くぞ」
「あ! ちょっと待って!!」
ご飯をお腹に思いっきり詰め込んだ。
あたし達が所属してるパートダン、ハイトシードには、特殊能力を持ってる奴らしかいない。
いや、特殊能力を持ってないと入れないんだ。