Love Hunter☆ラブ ハンター
何故か顔を赤くした男達。
「包帯、とってみろ」
「な、なんでだよ」
警戒してる様に、あたしを見る。
まぁ、昨日の今日だから仕方ないとは思うけど。
ソッと次の男に触れた。
暴れだす男。
「…あたしの能力は、どんなケガでも治す」
すると、笑い出した男。
「とってみようじゃねぇか!」
まるで、バカにした様に包帯を外していく。
…治さなければ良かった。
そんな気さえも起こった。
「そ、そんなバカな!」
自分の頭を触り、慌てだす。
「…だから言ったろ」
深い溜息を吐いた。