Love Hunter☆ラブ ハンター
笑いが零れる。
「女ハンターって、意外に間抜けね」
「あぁ゛?」
「テメェ誰だよ!」
ブラックブーツのヒールの音を鳴らし、足首の銃を手に、男達に近寄る。
男達の姿が見えた時、笑みがこぼれた。
「パートダント?!」
「女の子1人かぁ?」
「スタイルいいし、美人じゃねぇか」
男達が笑みを広げる。
「あいにく、ペアが休暇中のもので。でも、あたし1人で貴方方の相手は勤まります」
男達は、ゆっくりとあたしを取り囲む。
「随分、でけぇ口叩くじゃねぇか」
「すみません。私、捕えた敵は、絶対に放さない、という主義なので」
瞬間、足元のドラム缶を撃ち、男達の間を通り抜け、ドラム缶の上に乗った。
「「「っ?!!」」」
目を見開く男達。
あたしは笑顔を崩し、男達を睨みつけた。