Love Hunter☆ラブ ハンター






次の教室に差し掛かった頃、


バンっ、バンっ

再び銃声が鳴り響き、

ドンっ

爆発音まで鳴り響いた。


麗…!

反射的に、回線をつないだ。


「麗、麗!」

『・・・』

「麗! 麗!!」

『奈央? どした?!』


いたって普通の麗に、安堵が洩れる。


「どしたじゃない! ちゃんととりなさいよ…」

『ごめん、ごめん。ちょっとアメリカ野郎と、対決してたもんだから、さ』

ゴキゴキっ

と、首がなる音がする。




< 55 / 89 >

この作品をシェア

pagetop