Love Hunter☆ラブ ハンター
「スゲぇ、迫力あんな」
「迫力あるとか、ないとかの問題じゃない! 死ぬか、生きるかの問題なの!」
「あっそ」
この状況を他人事に受け取ってる、高木連が羨ましいよ…。
走ってる瞬間、ひもに足がとられた。
ピッピッピッ…
突然鳴りだした、機械のオト。
……。
凄く嫌な予感がする。
「……走るよ!」
瞬間、連の手を握りながら、走る。
嫌な予感は的中した。
ピッピッピピピピピ…
段々早まって行く、機械のオト。
充分放れた所で、連の腕を引き、しゃがんだ。