Love Hunter☆ラブ ハンター
「連?!」
これは…あたしのせいなんだ。
そう悟った時、あたしは連を抱きしめた。
「連! 連!」
微かに目を開ける連。
頭の中がゴチャゴチャになり、意味が分からなくなる。
「連!」
「…っ……意外に…イテぇ…な」
微かに笑う連の頬に、雫が流れ落ちる。
でも、連は泣いてない。
「連!!」
「……んで…泣いて、んだよ…」
血のついた連の手が弱々しく、あたしの頬に触れる。
「泣いてなんかっ!」
「……泣くな…」
そう言うと、連の手があたしの頬から、力なく倒れた。
そして、ゆっくりと連の目が閉じて行く。
あの時と同じだ。
あの時と…全部同じだ!