Love Hunter☆ラブ ハンター
『これ以上、出すんじゃない。お前の身に負担がかかる』
ずっと、そう言われていたから。
けど、今は!
「あああぁぁぁぁあああああ!」
そこらに残ってる力を。
体中の力を、全て…連に注いだ。
「…お! っ…!」
『ヤ……!』
頭が完全に起動しなくなった頃、力なく開いてる目で連を見た。
微かに動いた連。
「……お、お前…」
驚く連を見、あたしは力なく連の膝に倒れこんだ。
「おいっ!」
でも。
スグに優しく、温かい腕に包まれた。
心を溶かす様な、甘い匂いで気付いた。
……連。