Love Hunter☆ラブ ハンター
仲間
あの事件の後、連はスグにあたしを病院に搬送してくれたらしい。
そして、あたしの意識が戻る事のないまま、今日を迎え、丁度1ヶ月が経った頃と言う。
まさか、自分が1ヶ月も眠りにつくとわね…。
それに、この1ヶ月、連はあたしにずっと付いてくれてた様で…。
「今日は休んで下さい。
あたしが代わります。って言っても、
俺がここに居てぇから構うな、
っておっしゃいまして…」
眉を下げて、苦笑する矢部。
……そうだったんだ。
なんか、嬉しいかも。
「いいですね。とても美形だし、優しくて、素敵な彼氏がいて」
「へ? 今なんと…??」
聞き間違い…?!!
とっても、凄い事を言われた様な。
「いいですよ~。照れないで下さい!」
「い、いや…照れてるワケじゃ…」
その時、
「…んっ…」
軽く背伸びをし出した連。