Love Hunter☆ラブ ハンター
「…助けてくれて、サンキュな」
「英語使った! 連も英語で来たんだ!」
「ばっ! バカにしてんじゃねぇ!」
そんな連に、笑みが零れる。
連はあたしの腕に、優しく触れた。
「…大分、よくなってるけど。痛むか?」
「ううん。大丈夫。あたし強いしね!」
「だろーな」
そう言い、笑う連。
あたしも吊られて笑う。
「そう言えば連、学校は?」
「知らね。そんなのあったか?」
……。
物凄い、惚けよう。
あるに決まってんじゃん。
そんな思いを堪え、連にある事を尋ねた。
「ねぇ、学園祭って何??」
「は? お前、知んねぇの?」
「うん。教えて」
そんなあたしに、大きな溜息を吐いた連。