Love Hunter☆ラブ ハンター
あたし、退院したんだよ?
おめでたくないの?!!
もっと、盛り上がろうよ!?
「じゃ、お邪魔虫は帰りますよ」
連は来た道を戻ろうとした。
すかさず、あたしは連の手を握る。
「帰んないで! せっかく来てくれたんだし。送るよ」
そんなあたしを、連は驚いた様に見た。
「じゃあ、俺は帰るわ」
「って麗! あたしの荷物持ったまま、行かないでよ!」
帰ろうとする、麗に叫ぶ。
すると、麗はUターンして、連に荷物を渡した。
「じゃあ、また」
そういい、帰って行く麗。
「ちょ、麗! 一緒に帰るんじゃないワケ⁈」
「アイツと帰れ。丁度、気分晴らしでもしたかったんだよ」