Someday never comes...
[大丈夫か?]
[な、なんでもないからっ]
[そうは見えねーけど]
[…っ!]
[おーい]
[さ、さようなら!]
名前も知らない、見ず知らずの人に心配されたことが嬉しいような情けないようなむず痒い気持ちになって、逃げるように施設へ帰ったことを覚えてる。
ひーくんはせっかく心配してやったのになんだこいつ、って思ったんだろうなあ。
しかも年上にタメ語で話してたしね。