【短】Pure Light
「きーちゃん。これまで、なんか切ない系だったから、
今回ははじける感じで」

「OK、じゃぁ、明日、ドラマの打ち合わせがあるから、遅れずに来てね。」


「はい~」


疲れた~
この曲は作りにくかったな。

「可奈、今回どうして、はじける感じにしたの?」

「え~、ファンの皆が飽きないため?」

「疑問形で帰すな」

「はい~、てか、最近、旬ってSになってきたよね。

「そりゃ、いつまでも、女にSでいられても困るし。」
「そだね」


この日は、そのまま、
事務所で寝た。


「あ~おはよう」

「おはよう、きーちゃん」

「あのね、ドラマの打ち合わせ、
明日になったから。で、今日は、東京ドームで
LIVEやるから。」


「そ。。そんな急に!?」

「うん。さっき、社長から電話掛かってきて。」

「でも、二曲しかないじゃないですか?」

「その点は、まず、今度の新曲でしょ、それと、ゲストにMIKUを迎えてるから。」

「そうですか。」

きーちゃんは相変わらず強引だな・

「ごちゃごちゃ言わないで、さっさといくよ!」

「「は~い」」


なんだかんだで、東京ドーム公演は成功しました。

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