【短】Pure Light
スカウト
今から、私たちが何故、芸能界に入ることになったのかを話すね☆

さかのぼること、昨日の夜。

実は、私は、旬と付き合ってるんだ。
で、デートをしてたら、

あの、社長の橘さんから
「ねぇ?君たち二人、歌手でビューしない?」

って言われたんだ。

「考えさせてもらいます」
って、普通は言うと思うんだけど、
旬が、
「やります」
って張り切って言うもんだから、

「じゃぁ、私も」

って、言っちゃったんだ。

で、今に至るということ。


「旬、帰ろうよ~」
「お~、そういやさ、明日までに、ユニット名考えなきゃな。」


「そうだね~」

「なにがいい?」

「そうだな~、Pure Lightがいい」
「どういう意味?」

「ほんとうに、旬は馬鹿だよね。
学年二位のくせに。あ、そっか~英語だめだもね。
だから、この彼女である私に負けてるのか」
実は、私結構Sだったりするんだ。

「可奈それは言わないで。。。」

「ごめんね。で、意味は純粋な光。」

「いいな~。やっぱ可奈は天才だな。」

「ありがと。」
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