【短】To;voice 【雛垣陽(ヒナガキヨウ)】【完】
「さっき、To;Voice社に行こうとしたんです。」
「え?」

「そしたら、男が現れて、
もう関わるなといわれました。」

「それは、本当かね。」

「はい。」

「ありがとう。その男の事を聞かせてくれ」

「わかりました」

俺は、男の見た目などを話した。


「気をつけて帰ってくれよ。」

「ありがとうございました。把さん」



俺は、周囲に気を配りながら、
帰った。

~動く影
   解決へ~
今日も、いつものようにニュースが流れると思っていた。


しかし、違った。。


今日流れたのは、
こんなんだった。
「To;Voice社の社長、ヴォイス社長が先ほど逮捕されました。
この事件は、
利用者が聞いた声の相手が殺されるという事件でした。
これまでの被害者は12人。

To;Voice社はこれまでに、To;voiceの利用者を8万人までに増やしており、
最初の3人から始まって、結果的に今回捕まらなければ、8万人以上の死者が出るところでした。
それでは、警察の会見です。」

え?
嘘だろ。。。



把さん。。。

ありがとう。


「え~、今回事件の担当をした把です。
今回の事件の解決につながったのは、

ある男性の証言によるものでした。
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