恋に堕ちた堕天使

ありえない……
本気で、ありえない………
「ねぇねぇ?」
「は、はいｯ!!」
声をかけられるなんて、思わなかったあたしは、腹の底から、声を出した。
ｼ-ﾝ
あんなにザワザワしていた教室が、あたしの声で静かになった;;
一瞬静かになると、また、ザワザワしだした。
「あははっ!!
アンタ面白いわね!!
名前は、なんていうの??」
そう言って、さっきの女の子は、話しかけてきた。