『想いのカタチ』 (短編小説)

奈々沢:「…なぁ…蒼は進学しねぇの?」
一ノ瀬:「…ん?…今の所、作家になれる道を考えるのみ(笑)」
奈々沢:「やっぱり…。聞くだけヤボだったな」
一ノ瀬:「失礼だな<emj:152>」
武田:「信は今ナーバスなんだってさ(笑)」
一ノ瀬「ナーバス??」
佐野:「色々と悩みが絶えないんだって」
奈々沢:「お前らみたいに単純じゃねぇんだよ」
一ノ瀬:「奈々ちゃんに悩む頭が付いてたんだ…(笑)」
奈々沢:「お前なぁ!?俺は真剣なんだからな」
一ノ瀬:「だって、みんな進学するんじゃなかったの?」
佐野:「俺とタケは進学確定」

彼らとは幼なじみで子供の頃から いつでも一緒に過ごして来た。親同士も仲が良く、兄妹以上に離れる事を知らずに育った いわゆる「幼なじみ」だった。

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