『想いのカタチ』 (短編小説)

奈々沢:「蒼の事、好きなら好きでも構わねぇよ。だけどな…蒼を泣かせやがって…ふざけんじゃねぇよ!!蒼も蒼だ…そんなに悩んでるなら、なんで話してくれなかったんだ…!!」
一ノ瀬:「…ゴメン…」

その場をギクシャクとした空気が流れる。

武田:「…んまぁ…あれだな、取り敢えず 話はついてるんだし…な?」

武田が場を取り繕おうとしてくれたからか、それ以上の惨事にならずに済んだ。それから4人は眠る事はなく それぞれの時間を過ごし朝を迎えた。楽しい筈の旅は最後の最後で“悪夢”へと変わってしまったのだった…。



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