『想いのカタチ』 (短編小説)
またいつもの夢に目を覚ます。どうやら転た寝をしていたらしい。あの旅行以来、部屋には誰も来なくたなってしまった。佐野と奈々沢も あまり口をきいていないようだ。4人が一緒にいる時間は、今となっては殆ど無くなった。ガランとした部屋が凄く悲しい。
そんなある日、武田が部屋にやって来た。
武田:「…よぉ」
一ノ瀬:「…あ、タケ…。珍しいね、ノックなんかして(笑)」
武田:「いつもノックしてるだろが(笑)」
一ノ瀬:「嘘だぁ(笑)奈々ちゃんも渡も…ノックなんてしないじゃん」
武田:「そぉかなぁ(笑)」