『想いのカタチ』 (短編小説)
一ノ瀬:「あ ねぇ、今恋愛モノを書いてるんだけど、参考になるかはどぉとして、皆の話を聞かせてくれないかなぁ?」
奈々沢:「不安なら聞くな」
一ノ瀬:「参考になる話があるの??」
武田:「…信を傷付ける質問はすんなよ」
一ノ瀬:「…やっぱり」
佐野:「タケはあるんじゃない?」
武田:「悲しい話ならしてやるぜ(笑怒)」
一ノ瀬:「タケ、複雑な顔になってる…」
奈々沢:「渡は?」
佐野:「え??」
奈々沢:「好きな奴とかいねぇの?」
佐野:「別に…いないよ」
視線を落とした瞬間、なんだかそれ以上は踏み込めないような不思議なものを感じた。
武田:「…お前は?」
一ノ瀬:「え?」
武田:「お前はどうなんだよ」
一ノ瀬:「私かぁ…」