大好きな君へ
プロローグ
君と出会った事に、凄く後悔した。
君とであってなければ、こんなに自分がズタズタにならなかったのにね。


憎くて、大嫌いで、最低な奴だと思ってた。
この世から消えてしまえば良いのに…とも思ってた。




でも、あたしはね、弱かったんだ。
君の優しさに。



君はこんなにもあたしの事を裏切って、傷つけて、立ち上がれないくらいに
ボロボロにしたくせに、あたしに優しくする。




そんな君を何時の間にか凄く、愛していた。
その想いは、もう恋なんかじゃなくて愛。





大好きな君へ



今なら言えるよ。

あたしは、君の事を一番愛してる。
ずっとずっと、君が心の何処かに居た。

君がくれた、優しさ。
君がくれた、愛しさ。


全部、忘れない。




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