大好きな君へ
和也は八重歯をだして笑うと、




「じゃあ、明日も来るからっ!!学校で見つけたら声かけるから!」





その言葉はその時は嬉しいとかそんな事
感じなかった。
けど、今振り返ってみると凄く嬉しい言葉だった。




それから、和也達はあゆと正反対の方へ帰って行った。
あゆもしばらくしてから、小走りで家に向かった。




おかしいな。
見た目は派手なあゆが、性格は暗い。
暗いってゆうか、引っ込み思案な性格…?


やっぱりあゆは矛盾してる。




家に帰ると、タバコの匂いを消すためにすぐにお風呂に入った。
部屋に戻るとすぐに眠りに着いた。






―――これが、あゆと和也の始まりだった。









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