initial


はぁはぁっ


なんとか逃げ出せた(と思っている)真優はマンションに帰り着いた。

しかし、真優は何か忘れる気がしていた。


あ、

『詩織ちゃん!!』

そう、親友の詩織を忘れてたのだ。

こっちもこっちでひどい友人である。


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