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「で、結局なにすんだろーね」
詩織も呆れつつ真優に言った。
キーン
再びマイクの音がすると主任とおぼしき先生が話し出した。
「えー、説明は後々するとして…。簡単に言うと二年、三年の学生の中で1人とペアを組んで特別講義を受けて貰う。と、言うものだ。なお、ペアはすでに二年、三年と話し合いをし、決定している。入学時に登録してもらったメールアドレスに今からペアとなる者の名前を送るので、確認するように。」
メールって…
真優はメールが大学との連絡手段と言うことに不審を覚えつつ
『こんな変な学校だったのか』
と詩織に向かって言った。