みつばちはどこ?
「月の精がどうして?僕に」

「ハチタは元に戻りたいですか?」

「うん戻りたいよ」

「戻れますよ」

「え?本当に?」

「はい、でも…」
月の精が口を閉ざします

「何?」

「もう、花の色に変身する事出来なくなりますよ」

「え?」

ハチタは驚き

少し考え込みました

「良いよ、元に戻るなら」

ハチタは決めました

「良いんですね」

「うん、僕は黄色のミツバチだもん」

「分かりました」

月の光がハチタを包みました
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