Little Devil


だから、丁寧に断ることにした。



『頼ったら迷惑かかるし、あたしの性格上あきにゎ頼れない。話を聞いてくれるだけで勇気を貰えるから、だから大丈夫。』





本当ゎ頼りたくて仕方なかった。



だけどダメなんだ。





きっと頼ってしまったら
どんどんもっと好きになってしまう。









あたしがあたしぢゃなくなる気がするんだ。









この時のあたしゎ
あきの気持ちにまだ気付けていなかった。





いや、気付かないようにしていた。












「別れ」というものを二度と味わいたくなかったから。




< 24 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop