Clear.
「 龍弥・・・ 」
”コト”が終わって
再び龍弥の腕枕で一眠りした後、
綺麗すぎる彼の寝顔に胸が高鳴る。
「 れ・・・いか 」
寝言であたしの名前を呼んで
腕の力が強くなったときは
本当に幸せだと思って
あたしから擦り寄った。
龍弥は、守ってくれる。
過信してもしきれないくらいに
あたしはこの人を信用しきって
もう戻れないほど深いところまで
────────多分、この人に溺れてる・・・