Clear.
甘い誘惑にあっさり負けて
携帯をベッドに投げ捨て
龍弥の腕の中に飛び込んだ。
「 ・・・ガキだな 」
耳元で囁かれた言葉も気にせずに
ギュウッと腕の力を強くすると
彼の右手が顎を掴んで強引にキスをされた。
「 んんっ・・・・んぅっ! 」
彼の舌に運ばれて甘いものが
お互いの口の中を行き来する。
漏れる吐息は イチゴの匂い。
「 もう、なくなったのか 」
”つまんねぇな”と
少し不機嫌そうな顔をするけど
あたしは満足。
「 幸せ♪ 」
龍弥の頬にキスをすると
つられたのか 龍弥も笑顔になっていた。