Clear.




「 血、出てる 」




と、何度も拭うように
キスをされる。





「 ・・・・んっ・・・ふ・・・っ 」


「 止まった 」






血が止まると、彼は体を離して
ガチャリと部屋のドアを開ける。






「 変態呼んでくる 」






今日それ聞くの・・・2回目・・・。
彼が部屋をでていってすぐ
ドアを開けて入ってきた紫さんは
何故か嬉しそうだった。





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