Clear.
「 ・・・? 」
ポンッと肩を叩かれて
顔を上げると、
バーテンダーのような服を着た
金髪の男の人がにこりと笑って
「 どうしたの?1人で・・・危ないよ? 」
「 大丈夫です 」
「 暗いし、一晩だけウチで働かない? 」
・・・・1秒でも早く、この町から出たい。
一晩だけでも、働けるならいいと
その人についていった。
──────ガチャッ
「 じゃあ、そこのイスに座ってて 」
バーのような大人の雰囲気を
漂わせるお店には、不良みたいな
派手な人達ばかり居た。