お兄ちゃんと最後の時間【完】
そんなことを考えてるうちにも
今すぐ帰ろうとするお兄ちゃん。

や、ちょっと待ってよ――――。

来てくれたなら一緒にかえってくれても
いーじゃん・・・



「……しょに……ろ。」

「ん?なんだって?」

「だからぁっ!一緒に帰ろって!」

ひゃあっ。なんで私ムキになってんの!?

「おう。」

お兄ちゃんはニッコリ笑うとあるきだした。

思わず見とれてしまった・・・


ちょ、だから!何意識してんのよっ
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