君だけだから
第六章 2人きりで




反省会も終わり、


私たちは校門を出ようとしていた。



「もう9時だから、1人で帰ることが無いようにー!」


と先生が呼びかけた。



どうしよう、葉月今日、
用事あるって先帰っちゃったんだった…



あたしの家方向の人探さなきゃ…


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