Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
グッ…。

俺の拳に力が入る…。

殴りてぇ…。


ムカつくから……。

告って良いのは俺だけなんだよ…。


バッ

俺は走って日和達の傍に行った。


バシッ

俺は百合山を殴った。

「百合山!?……雅弥…どうして…」


俺は日和の話なんか聞かなかった。


グイッ

「おい…テメェふざけんなよ!?日和に何手ぇ出してんだよ!?」

「やめろ!!雅弥!!」

尚和が俺を止める…。


でも……俺は止まんなくて…。


「百合山!!!!!!」

日和が百合山を呼ぶ声を聞いて俺は手を止めるしか出来なかった…。

だって…日和が呼んだのは…俺の名前じゃない…。


コイツの名前だったから……。
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