Lovers Again～永遠の愛をもう一度～

｢だって日和はもし、柚木が本当の事隠さないで言ったら傷付かない？ショック受けない？｣

あっ…。
｢受けるでしょ？だから柚木は信吾さんが自分の兄貴だったって言わなかったのよ｣


あたしっ…自分が裏切られたとしか思ってなかった…。


最低だ…あたし…。

｢それに…｣

｢それに？｣
あたしは藍が言いかけた事を聞き返した。


｢日和は変わったよ。よく笑うようになった。｣


｢日和も気付いてるんじゃない？本当は柚木が好きだって。確かに信吾さんの事があったから今すぐに…なんて無理かもしんない。でも、柚木を今度は日和が支えたら？｣


藍の言ってる事は何一つ間違ってなかった…。


あたしは…柚木君を支えれるの？