Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
「雅…弥…先輩ッ…あたしっ…雅弥…先輩…が…好き…ぁん…あっ…」


あたしは目の前が真っ暗になった。


あたしって…自惚れてたのかな?


バカだなぁ…。


「俺は…誰も好きにならないよ…もっと俺でいっぱいになりなよ…」

「あぁぁぁッ…やぁ…んっ…」


あたしは見つかる覚悟で図書室を出た。


どう走って屋上に来たのか…分からなかった…。


あたしには限界だったの……恋愛なんて…あたしには…無理だったの…1人の人を好きになるなんて…――。


気付いてたら屋上のフェンスを乗り越えてただ立ってた。



ここを飛び降りたら…楽になるかな?

ここを飛び降りたら…もっと違う運命になるかな?


フラッ…。


「日和!!やめろよ!!!!!」
柚木君?何で?

ギュッ…。

「死ぬなよ…俺ッ…」
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