Lovers Again~永遠の愛をもう一度~
「どうした?目ぇ腫れてるけど…?」

嘘…あたし、そんなに腫れてる?


本当はアンタのせいだって…アンタに教科書見せなきゃいけないから雅弥に誤解されたんだって…文句言いたかったのに…。


何で…逆に安心してるの?

「何か…あったか?」

「あたしっ…」

あたしは何故か百合山に泣いた訳を話してしまった…。


「んで?お前はその…柚木にバカって言って今、俺と話してる訳か~」

あたしは小さく頷いた。

「でも柚木はアンタと距離を置きたいからじゃねぇの?」

距離?

「男ってんなモンだよ。俺だってあるし…その原因が…まさか俺とか…」

苦笑いする百合山…。

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