お空に浮かんで
「なんか冷たーい」
ショウが立ち止まって、お父さんに言いました。
「どうした?」
「お水が入って来てる…」
「長い間歩きっぱなしだったからな…ん?」
ショウのお父さんはしゃがみこみ、ショウの長靴を見ます。
「ショウ、お前、長靴の爪先が破れかけてるぞ!」
「えーっ!」
ショウが残念そうな顔をしました。
お父さんが溜め息をつきます。
「今日のお散歩はここまでだな。新しい長靴を買いに行こう」
「いや!」
ショウは頭を左右にふります。
「それでも、今日お母さんに会いに行きたいの!」
「ショウ…」
「行くの!行きたいのー!」
「ふぅ…わかったよ。でも、風邪ひいても知らないぞ?」
「いいよ」
ショウはにっこりしてお父さんを見ました。
ショウの長靴からはチャプチャプという音が聞こえました。
ショウが立ち止まって、お父さんに言いました。
「どうした?」
「お水が入って来てる…」
「長い間歩きっぱなしだったからな…ん?」
ショウのお父さんはしゃがみこみ、ショウの長靴を見ます。
「ショウ、お前、長靴の爪先が破れかけてるぞ!」
「えーっ!」
ショウが残念そうな顔をしました。
お父さんが溜め息をつきます。
「今日のお散歩はここまでだな。新しい長靴を買いに行こう」
「いや!」
ショウは頭を左右にふります。
「それでも、今日お母さんに会いに行きたいの!」
「ショウ…」
「行くの!行きたいのー!」
「ふぅ…わかったよ。でも、風邪ひいても知らないぞ?」
「いいよ」
ショウはにっこりしてお父さんを見ました。
ショウの長靴からはチャプチャプという音が聞こえました。