シーソーゲーム
食堂と言えば、よく人が集まる場所。

プラス、今はお昼休み。

何とも最悪なコンディション…!

自分の運の悪さを憎む。

帝は何でもない…むしろなれていると言うように、笑って手を振っている。

おいおい、選挙じゃないんだから。

そうは思っていても、まあいいかと思っているあたし。

仕方ないか。

そう思いながら、あちこちからの拍手を受け止めるあたしだった。


その夜。

「恥ずかしかった〜」

お昼のことを思い返すと、顔が紅くなる。
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